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酸化染毛料での白髪染め
当サイトで紹介しているような「白髪染めシャンプー」や「白髪染めトリートメント」がまだなかった時代は、白髪染めと言ったらあのツーンとした匂いが特徴的で、した。
あの独特の匂いはなかなか強烈なものがあり、微香性のタイプもありましたが、それでもかなり鼻に付く嫌な匂いがしていました。
また、匂いだけではなく、髪へのダメージも多く、市販の白髪染めで染めてしまうと髪がすっかり傷んでしまい、何度か染めると金髪のように色が抜けていってしまうこともありました。
あの匂いの正体・・・それがまさに「酸化染毛料」です。
酸化染毛料とは、毛髪の内部で発色させ、脱色してから色を染めていきます。
白髪染めの中に、脱色剤が含まれています。
脱色をしてから染めるため、きれいな色が均一に入り、仕上がりは一見綺麗なのですが・・・、化学変化で染めているので髪へのダメージがひどくなってしまうのです。
特に繰り返し使用しすぎたり、安価で質の悪いものを使ったりしていると、あっという間に髪の色が抜け落ち、元々の色よりもかなり髪の毛本来の色が落ちてしまうのです。
酸化染毛料の仕組み
酸化染毛料では、まずアルカリで髪を膨張させキューティクルを開かせます。
そこから中に入り込みメラニン色素を脱色しながら同時に染毛を行います。
このように髪の内部に入り込んでしっかり色を染めるので、なかなか色落ちもしません。
しかし、いかにも髪が傷みそうだとは思いませんか?
そして酸化染料の白髪染めは髪を脱色してからそこに色を入れていくのです。
ですので白髪染めのカラーが抜けると髪が今までよりも真っ白になってしまうのです。
一度これをやってしまうと、髪は本来白髪ではなかったところまで色が抜けてしまい、気が付けば全部真っ白になってしまうというわけです。
ぞっとしますよね。
ですので長く髪を守ることを考えたなら、やはり当サイトで紹介しているような、「素手で染める白髪染め」や、酸化染料を使っていない「泡の白髪染め」などがおすすめです。
もし、どうしても酸化染毛料の白髪染めで染めたいという場合は、市販の商品ではなくサロン(美容院)で依頼をした方がいいでしょう。
液の質も違いますし、髪のダメージに合わせて時間の調整なども行ってくれるので、思ったよりダメージは軽減できます。
エイジング世代の髪はとてもダメージを受けやすいので、特に注意をしたいものです。