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ヘナでの白髪染めについて

みなさんは「ヘナ」という染料はご存知ですか?
少し前までは、髪を傷めない天然染料の白髪染め・ヘアカラーとしてかなりのファンが多かったヘナ。
そのヘナについて少し解説 したいと思います。




ヘナって何?

今のようなトリートメントタイプの白髪染めが出始める前は、ヘアカラーはほとんど酸化染料によるものだったのですが、その中で唯一天然の染料を使った白髪染めとして密かなブームになっていたのがこの「ヘナ」(ヘンナと呼ばれることもあります。)。
ヘナはミソハギ科の植物の名前で。和名は、指甲花(シコウカ)と言います。
白髪染め以外でも、メヘンディ・ヘンナタトゥー(ヘナタトゥー)・ヘナージュなどと呼ばれるボディーペイントの原料として使用されています。
染料としてはかなり昔から使われていたもので、一番古い話ではあのエジプトの女王クレオパトラが爪を染めるにこのヘナを使っていたとか・・・。

日本でも、もう20年くらい前でしょうか・・・一部の美容院でヘナによる白髪染めが流行し、髪を傷めない白髪染めとして多くのファンが付きました。
しかし、思ったよりもブームは続きませんでしたね。
これには、面倒な割には一般のヘアカラーよりも色持ちが悪い・・・というような欠点もありました。

美容院で染めるのは、時間もかかり価格も高くなるヘナですが、実は自宅で染髪派には、まだまだ根強い人気です。
というのも、ヘナの粉自体は一般のヘアカラーに比べると、びっくりするほど安く、粉で購入できるので使う分だけ混ぜればいいので、一度購入すると何度も使うことができるのです。
もちろん、天然成分ですから髪のダメージもありません。

そんなことから今でも、ずっとヘナで染めてます!という人もたくさんいます。
但し、天然成分といっても当サイトで紹介しているような素手で染める白髪染めとは異なり、染料が手や服に付くとなかなか落ちませんので、それなりの準備とテクニックが必要です。


ヘナでの髪の染め方

ヘナは粉になっているので、これを自分で水に溶き、マヨネーズくらいの固さになるように混ぜます。
そして髪に刷毛等で塗っていき、ヘアキャップかラップを巻き約一時間ほど置きます。
そのあとはヘナを洗い流します。

ヘナでの染髪は、このように放置時間が長いため、面倒だなあと感じる人が多いようです。
1時間はちょっと長いですよね・・。
でも、慣れてしまうと経済的ですし、色もいろいろあるので、おすすめかもしれません。

ヘナは通販等でも購入できますが、おすすめの専門店として以下のショップを紹介しておきます。

ナイアードnaiad
ヘナの専門店としてとても有名なショップです。